『ブルースは、社交ダンス初心者でも楽しく踊れますよ。』
先日のレッスンで、先生がこんなことを言っていました。
でも、全くのダンス初心者でリズム感のない人が、パーティーでいきなり
「簡単だから音楽に合わせて一緒に踊りましょう!」
と、誘われて踊ったらどうでしょう?
人並みのリズム感と運動神経があれば踊れるはずなんです。
ブルースは、その場で教えてもらいながら何となくで踊れるはずなんです。
でも、私には無理でした。
人並みのリズム感と人並みの運動神経があるにも関わらず、初パーティーでは踊れませんでした。
なぜ?
それは、心と体が緊張しきっていたからです。
ダンスや音楽が楽しいという感覚より、人前で踊るのが恥ずかしいという感覚が優先したからです。
下手だから・・・
恥ずかしいから・・・
ダンスや音楽を楽しめなければ、いくらリズム感や運動神経が良くても踊れません。。。
ブルース初心者のレッスン
数年前に、パーティーで苦い経験をした私。
そろそろブルースぐらい踊れなくては・・・と思い、レッスンを受けることを決意しました。
今更ブルース?と、思われるかもしれませんが、競技から入るとブルース踊れない人結構いるみたいです。
そう、競技ダンスの種目に、ブルースは入ってないからです。
とはいえ、社交ダンスをたしなむ以上、ブルースぐらいは踊れないと恥ずかしいのかもしれません。
私はいろいろな思いを抱きながら、ブルースのレッスンを受けることにしました。
ブルースの歴史
『ブルースは19世紀後半に、アメリカ南部で黒人たちによって生まれたダンスです。』
最初に先生は、ブルースの歴史の説明をはじめました。
どうやら、ブルースが生まれるきっかけは、奴隷制度や人種差別が関係しているみたいです。
そういえば、前にも同じような話を聞いたことがありました。
確か、ルンバが生まれるきっかけも奴隷だったような?
今でこそ、社交ダンスは華やかなイメージですが、歴史をたどっていくとブルースやルンバは奴隷たちの苦悩から生まれたダンスだと感じました。
思ったより深い・・・
歴史を知ることで、ブルースの深さを感じました。
ダンス自体は簡単なはずなのに・・・
ブルースのリズムと音楽
ブルースの音楽は4分の4拍子です。
音楽はムーディーな感じですが、ブルースの曲には悲しみや孤独感を感じます。
そして、リズムはSSQQです。
S(スロー)S(スロー)Q(クイック)Q(クイック)・・・
ゆったり・・・ゆっくり・・・音楽に合わせて踊ります。
ブルースの基本ステップ
ブルースの基本ステップといえばクォーターターン。
そして、チェックバック。
この2つのステップだけでフロアを一周することができます。
先生の話を聞くだけでは簡単そうですが、実際に踊ってみるとワルツのクローズドチェンジの方が簡単のような気がしました。
って、そんなこと言ったら・・・
では、ブルース初心者レッスンで習った足型を紹介します。
①クォーターターンズ(SSQQSSQQ)×2回
②チェックバック(SSQQ)
③ナチュラルターン(SSQQSQQS)
④リバースターン(SQQSQQ)
1回目はこれだけでした。
たぶん、初心者にも簡単に踊れるフィガー構成なのですが、私的には難しく感じました。
きっと、無駄知識があるからだと思います。
例えば、ブルースのナチュラルターンはワルツのナチュラルターンと違う??とか・・・
頭が真っ白の状態だったら、きっと簡単なんでしょうね。(苦笑)
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