常連客には、初めての人は絶好のカモです。。。
先日私は、初めて行く社交ダンス教室で、初めて団体レッスンに参加しました。
その時、私はある女性にこう言われました。
『私のリードについてきて!』
って。。。
えっ??何言ってんの??
始めていく社交ダンス教室で初めて参加する団体レッスン、私にとってこの出来事はちょっとしたおどろきでした。
そして私は、この言葉の返答に悩みました。。。
だって、ワルツは、全くの初心者ではないから・・・
10個ぐらいのフィガーは踊れます。
まぁ~ただ、先生以外の人と踊ったことがないっていうことは不安要素のひとつですが・・・
でも、女性のリード無しで踊れます。
そもそも、なぜこの女性は男性をリードしたがるのか?謎です。。。
せっかくの厚意?ですが、私はこの女性の厚意をスルーしました。
だって、知っている足型や踊れる足型を、なぜ女性にリードされないといけないのでしょうか?
正直不愉快です。
まぁ~確かに、私のダンスは上手いとは言えません。
でも、初対面でいきなりその発言は・・・
ワルツ中級のフィガー構成
私が初めて参加したワルツ中級のフィガー構成はこんな感じでした。
①ナチュラルスピンターン
②リバースターン(4~6歩)
③リバースターン(1~3歩)
④リバースコルテ
⑤バックホイスク
⑥ダブルロンデ
⑦オーバースウェイ
⑧シャッセフロムP.P
⑨ナチュラルスピンターン
⑩ターニングロック
⑪ナチュラルスピンターン
⑫リバースターン
以上です。
まぁ~、知っているフィガー半分、知らないフィガー半分といったところでしょうか?
正直、ワンレッスンで知らない足型5つ覚えるのは難題です。
でも、この程よい緊張感とやらなければならないという状況が私の集中力を高めていきます。
そう、人が成長する環境って、程よく追い込まれた時です。
追い込まれ過ぎるとモチベーションが低下するし、逆に追い込まれないと知らない間に楽な方に流されていきます。
そう、この環境は私にとって成長のチャンスなのです。
そんなチャンスを、女性のリードに甘えたら・・・
きっと、ワンレッスンで5つのステップを覚えることはできなかったでしょう。
ピンチをチャンスに変えれたか?
ワンレッスンで5つの新しいフィガーを覚え踊る・・・私は足型を覚えるだけで精一杯でした。
女性をリードすることはおろか、ステップやスピンの角度も他の人とは違っていました。
もし、あの女性の『私のリードについてきて!』の言葉に従っていたら、ワンレッスンでステップを覚えることはおろか、他の女性と踊ることはできなかったでしょう。
私は自分の選んだ決断に後悔しませんでした。
リードとフォローの根本的な違い・・・
これはスポーツで言う、オフェンスとディフェンスと同じような感覚があると私は考えます。
例えばサッカー、チーム11人に対し11人のポジションが決まっています。
もし、自分の役割を無視して他のポジションに介入したら?
チームは得点することはできないでしょう。
そう考えると、社交ダンスも同じことが言えます。
チーム2人に対しての役割・・・もし、自分の役割を無視して相手の役割に介入したら、もはやチームとは言えません。
自分の役割だけでは物足りず相手の役割に介入したいのであれば、私はソロダンスをおすすめします。
私は女性のフォローは、母の愛だと考えます。
生かすも殺すも愛情の表現次第・・・子供を見れば、母親がどんな愛情を注いでいるか一目で分かります。
仕事で例えるなら部下と上司。
上司の活躍は部下の能力に比例します。そして、部下を見れば上司の力量が知れます。
もし、私が女性だったら?
たぶん私はフォローが上手いと思います。
相手を立てフォローし、相手を不快にさせないように狙ったところに持っていきます。
でも、決してリードするわけでもなく・・・リードせざるおえない状況をつくるんです。
これって仕事でも同じなんですよね。
社交ダンスも仕事も恋愛も全てつながっているんです。
まぁ~、正解があるわけではありませんが・・・
ただ、行動に対しての結果は必ずあります。
なぜ上手くいかなかったか?を追求すると、全てに同じ共通点を見いだせます。
もし、見いだせないとしたら、追求の仕方が足りないもしくは追求の仕方を間違えています。
自分の役割について・・・
私もまだまだ不完全ではありますが、彼女の発言も・・・考え直す必要がありそうです。
って、社交ダンス歴2年の私に言われたくないですよね。(汗)
でも・・・、すべてはつながっているんです。。。
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