戦略といえばみなさんどんな戦略を思い浮かべますか?
「ブルーオーシャン戦略」とか「ランチェスター戦略」とか・・・
って、そんな難しいことわからない!!
と思った方、戦略とは長期的な目標を達成するための大局的な計画や方針のことです。
ということで、今回はリチャード P.ルメルト 先生の『良い戦略、悪い戦略』という本を読んでダンスがうまくなる戦略について考えてみました。
この本、一言でいうと「なんとなくフワッとした計画を戦略って呼んでない?」って、私たちにガツンと問いかけてくるんです。そう、巷に溢れる「悪い戦略」に、ズバッとメスを入れているわけです。
その中で、私が「これ、ダンスにも通じるな〜」って思ったポイントを紹介していきますね!
良い戦略って、結局何?
リチャード・ルメルト先生が言うには、良い戦略ってのは、ダンスでいうところの「今の自分の課題をちゃんと理解して、それをどう乗り越えるか具体的に考えて、そのために何をするか決める!」ってことです。
診断(Diagnosis)
「あれ?このステップ、どうもうまくいかないな?」とか「なんでいつもこの部分で崩れちゃうんだろう?」って、まず自分の何が問題なのかをよ〜く見極めること。フワッと「もっとうまくなりたい」じゃなくて、「体重移動が甘いのかも」とか、具体的に掘り下げる感じです。
指導的方針(Guiding Policy)
問題が分かったら、「じゃあ、重心を意識して動く練習を重点的にやろう!」みたいに、どんな方向性で取り組むかを決めるんです。これが指針。あれこれ手を出すんじゃなくて、一番大事なことに絞るのがミソです!
首尾一貫した行動(Coherent Actions)
そして、「じゃあ今日から毎日、このメニューを5回やろう!」とか「〇〇先生のレッスンで、そのポイントを質問してみよう」とか、具体的な行動に落とし込むこと。決めたことを、ちゃんと継続して実行する。ここが一番大事ポイントです。
良い戦略は、ただの「夢リスト」じゃないんですよ。「今の自分」をちゃんと見つめて、どうすれば「なりたい自分」になれるかを具体的に描く、まさに「戦略的なダンス練習プラン」です!
じゃあ、ダメな「悪い戦略」って?
これ、私たちもやりがちなんですけど、ルメルト先生が言う「悪い戦略」の特徴は、こんな感じです。
フワフワ言葉のオンパレード
「みんなで輝く未来へ!」とか、聞こえはいいけど「で、具体的にどうするの?」ってなるやつです。ダンスで言えば、「もっとパッション出して!」みたいな(笑)。何をどうしたらいいか分かんないですよね。
問題から目を背ける
「練習してたら、いつかできるようになるっしょ!」って、自分の苦手なステップや動きから逃げてるパターン。現実の課題を見ないふりしてるから、いつまでも上達しないんです。
目標を戦略と勘違い
「次の発表会で主役になる!」って目標は素晴らしい!でも「どうやって?」がないと、ただの目標。これじゃ、ただの願望になっちゃいます。
無理ゲーな目標設定
「明日までにトリプルターン完璧にする!」とか(笑)。自分の今のレベルとかけ離れた目標を立てても、燃え尽きるだけ。現実的な一歩を踏み出すのが大事ですよね。
つまり、悪い戦略は「考えるの面倒くさいから、適当にそれっぽいこと言っとくか!」みたいな、思考停止状態から生まれることが多いんです。
これじゃあ、時間とエネルギーの無駄遣いになっちゃいますね・・・
ダンスが上手くなるための良い戦略とは?
ルメルト先生の本を読んでると、戦略って、ビジネスだけじゃなくて、私たちの日常やダンスの練習にも、役立つ考え方なんだなって改めて感じました。
ただ闇雲に頑張るんじゃなくて、自分の課題をしっかり見つめて、効果的な方法を見つけて、それをコツコツ実行する。これこそが、私たちを次のレベルに引き上げてくれる「良い戦略」なんじゃないかと私は思います。
って言ってもコツコツはねぇ・・・
そう、難しいんです!!
なので、皆さんは皆さんなりの「良い戦略」を立ててみてくださいね!
私も明日からまた、具体的な練習メニューを見直すぞ〜!
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