数少ない社交ダンス映画の中で『Shall we ダンス？』は名作といえるでしょう。
生真面目な男性の男心が、社交ダンス初心者から経験者、社交ダンスをまったく知らない未経験者まで楽しめる作品に仕上がっています。
役所広司が踊る『Shall we ダンス？』
先日、久しぶりにシャルウィダンスを見ました。
シャルウィダンスには、役所広司主演の『Shall we ダンス？』とリチャード・ギア主演の『Shall we dance?』の二作品あります。
今回私が見たシャルウィダンスは、役所広司と草刈民代が踊る『Shall we ダンス？』です。
たしか・・・、前回見たのはいつだったかなぁ～？
うろ覚えではありますが『Shall we ダンス？』は、私が社交ダンスを始めたばかりの頃に一度見ています。
そしてその前は、確か10年以上前の学生時代にも一度見ています。
そういえば、あの頃の私は、社交ダンスにまったく興味ありませんでした。
でも、役所広司が好きだったので、『Shall we ダンス？』をがんばって見ていました。
うぅ～ん、いつもの役所広司じゃない・・・
私の中で役所広司は、『三匹が斬る』のしんさん（久慈慎之介）のイメージが強く、『Shall we ダンス？』の平凡なサラリーマン役はイメージが違う。。。
当時の私は、そんなことを思って『Shall we ダンス？』を見ていました。
『Shall we ダンス？』の面白さが理解でない学生時代。
でも、今は、この作品を面白いと感じています。
年をとったせいか？
興味の幅が広がったのか？
理由はいろいろです。
社交ダンスを始める男性の男心
『きれいな女性と踊りたい！』
たぶん、男性なら、誰でも一度は抱く男心なのではないでしょうか？
シャルウィダンスの主人公の杉山さんも、窓越しに立つ女性に魅かれ教室のドアを叩きました。
男なんて・・・、見ての通り単純な生き物です。
私も小学生の頃、運動会のフォークダンスでかわいい女の子と踊りたいと思ったことがあります。
でも、必ずと言っていいほど、クラスで一二を争う人気のない女子と踊って曲が終わるパターンばかりでした。。。
毎年毎年・・・
人生なんて、そんなものなのかもしれません。。。
でも、たとえきれいな女性と踊ることができなくても、きれいな女性と踊りたいという気持ちは、男なら誰でも抱くはずです。
そう、小学生時代の私でも・・・
見どころはプロのダンス
『Shall we ダンス？』は単純な男の下心から始まりますが、やはり見どころはプロのダンスだと思います。
プロダンサー田中英和先生のダンスです。
残念なことに、田中英和先生はすでに引退していますが、『Shall we ダンス？』では、若き田中先生のダンスを拝見することができます。
そういえば、前回見た時は田中先生に気付かなかったなぁ～
まぁ～社交ダンス初心者だったんで、『Shall we ダンス？』にプロダンサーが出てるなんて知らなくて当然です。
たぶん・・・
田中先生、すみません。。。
ダンスの誘い方は『Shall we dance?』
舞先生が『Shall we dance?』と、杉山さんをダンスに誘います。
日本語に訳すと、『私と踊りませんか？』といった感じで訳されるように思います。
でも、実際は『Shall we dance?』と、ダンスのお誘いはしないそうです。
Do you want to dance?
（ダンスしない？）
Would you like to dance?
（ダンスしませんか？）
とか・・・言うらしいです。
でも、私は英語が苦手なのでよく分かりません。。。
映画を見るときは、楽しく見ましょう！
理屈っぽく考えすぎると、せっかくの名作が台無しです。
それに日本なら、笑顔で『Shall we dance?』って誘えば大丈夫。
きっと、誘われた相手は笑顔で踊っくれるはずです。
だって、『Shall we dance?』は、名作から生まれた舞先生直伝のダンスの誘い方なのだから・・・
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