2018/06/20

ダンスが下手で見られるのが恥ずかしいと思ううちはまだダンサーと呼べない

「誰も見てないから大丈夫!」
人前で踊る時、私はこんなことを言われたことがあります。

でも、これは、絶対嘘です。

なぜかって?それは、





『ダンスは必ず誰かに見られている!』





からです。



突き刺すような視線を背中に感じ凍り付く体、



「今、絶対見られてる。。。」



視線を感じる方に目を向けると、



「えっ??鏡越し??」



裏技を使われました。。。(汗)





自分のダンスが見られてるって思うのは自意識過剰?





「自分のダンス誰かに見られてるなんて自意識過剰なんじゃない?」



と、私は言われたことがあります。



まぁ~確かに、そうなのかもしれません。



他人は他の人のことに、そこまで興味を持っていない。

仮に、他人が私のことを見ていても興味を示しているわけではない。

だから、気にせず踊って大丈夫と言いたかったのでしょう。

でも、この言葉はただの気休めでした。





見られてるって思うのは本当に自意識過剰なのか?





「誰もあなたの下手なダンスなんて見ないわよ。」



と、言われたこともあます。



まぁ~確かに、私の下手なダンスなんて見ても仕方ありません。



上手い人のダンスを見た方が勉強になるし、それに見てて気持ちいい。

だから私も、自分のダンスなんて誰も見てないと思っていました。

でも、実際に私がフロアに立つと、変な視線を感じます。



なんでだろう?



もっと上手い人のダンスを見ればいいのに・・・





ダンサーの格付けをされている?





競技でもレッスンでもなく、練習で踊っているとジロジロ見られる・・・

そしてたまに目が合う・・・





もう~見ないでぇ~!!





と心の中で叫んでいるのに、相手には伝わりません。。。



この方たちはきっと、誰が上手くて誰が下手か?ダンサーを格付けしているような気がします。



「あの人のダンスは上手い!」とか、「あの人のダンスは下手!?」とか「あっ、ダンス初心者さんね。」とか・・・



目が合うと相手の思いが、なんとなく伝わります。

そしてその人が笑みを浮かべた瞬間、劣等感にさいなまれます。



私の下手なダンスを見て鼻で笑った・・・



あぁ~、本当に勘弁して。。。(涙)





実は私もその中の一人だった?





よく考えてみると、私もその中の一人だったような気がします。

ダンスの練習をしている人を見ると、ついつい目で追ってしまいます。

そして、「今の良かった!」とか「すごい!」とか「私でもできそう」とか、いろいろ考えてしまいます。



このとき、見られてたダンサーって、どんな気持ちなんだろう?



私みたいに「下手だから見ないでっ!」って思うのか?

それとも「もっと見ろよ!」って思うのか?



そもそもダンサーって、ダンスで表現する人なんで、見られることを嬉しく思って当たり前なのかもしれません。



それがどんなに下手なダンスでも・・・



だって、それがその人のダンスの表現だから・・・





恥ずかしがってるうちはダンサーと呼べない?





私みたいに「ダンスが下手なので見られたくない!」と、恥ずかしがっている人は、まだダンサーとは呼べません。

ダンサーと呼ばれるようになるには、まずは恥ずかしさを捨てなくてはなりません。



そう、人前で踊る恥ずかしさを・・・



ダンスが下手でも恥ずかしさを捨てると、きっと誰かに何かを伝えることができると私は思います。



ダンスが下手でも何かを伝えることができるのがダンサー!



私はまだ、表現者になりきれてません。。。



でも、そろそろ・・・・恥ずかしさを捨て踊らないと。





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