人前で踊る時、私はこんなことを言われたことがあります。
でも、これは、絶対嘘です。
なぜかって?それは、
『ダンスは必ず誰かに見られている!』
からです。
突き刺すような視線を背中に感じ凍り付く体、
「今、絶対見られてる。。。」
視線を感じる方に目を向けると、
「えっ??鏡越し??」
裏技を使われました。。。(汗)
自分のダンスが見られてるって思うのは自意識過剰?
「自分のダンス誰かに見られてるなんて自意識過剰なんじゃない?」
と、私は言われたことがあります。
まぁ~確かに、そうなのかもしれません。
他人は他の人のことに、そこまで興味を持っていない。
仮に、他人が私のことを見ていても興味を示しているわけではない。
だから、気にせず踊って大丈夫と言いたかったのでしょう。
でも、この言葉はただの気休めでした。
見られてるって思うのは本当に自意識過剰なのか?
「誰もあなたの下手なダンスなんて見ないわよ。」
と、言われたこともあます。
まぁ~確かに、私の下手なダンスなんて見ても仕方ありません。
上手い人のダンスを見た方が勉強になるし、それに見てて気持ちいい。
だから私も、自分のダンスなんて誰も見てないと思っていました。
でも、実際に私がフロアに立つと、変な視線を感じます。
なんでだろう?
もっと上手い人のダンスを見ればいいのに・・・
ダンサーの格付けをされている?
競技でもレッスンでもなく、練習で踊っているとジロジロ見られる・・・
そしてたまに目が合う・・・
もう~見ないでぇ~!!
と心の中で叫んでいるのに、相手には伝わりません。。。
この方たちはきっと、誰が上手くて誰が下手か?ダンサーを格付けしているような気がします。
「あの人のダンスは上手い!」とか、「あの人のダンスは下手!?」とか「あっ、ダンス初心者さんね。」とか・・・
目が合うと相手の思いが、なんとなく伝わります。
そしてその人が笑みを浮かべた瞬間、劣等感にさいなまれます。
私の下手なダンスを見て鼻で笑った・・・
あぁ~、本当に勘弁して。。。(涙)
実は私もその中の一人だった?
よく考えてみると、私もその中の一人だったような気がします。
ダンスの練習をしている人を見ると、ついつい目で追ってしまいます。
そして、「今の良かった!」とか「すごい!」とか「私でもできそう」とか、いろいろ考えてしまいます。
このとき、見られてたダンサーって、どんな気持ちなんだろう?
私みたいに「下手だから見ないでっ!」って思うのか?
それとも「もっと見ろよ!」って思うのか?
そもそもダンサーって、ダンスで表現する人なんで、見られることを嬉しく思って当たり前なのかもしれません。
それがどんなに下手なダンスでも・・・
だって、それがその人のダンスの表現だから・・・
恥ずかしがってるうちはダンサーと呼べない?
私みたいに「ダンスが下手なので見られたくない!」と、恥ずかしがっている人は、まだダンサーとは呼べません。
ダンサーと呼ばれるようになるには、まずは恥ずかしさを捨てなくてはなりません。
そう、人前で踊る恥ずかしさを・・・
ダンスが下手でも恥ずかしさを捨てると、きっと誰かに何かを伝えることができると私は思います。
ダンスが下手でも何かを伝えることができるのがダンサー!
私はまだ、表現者になりきれてません。。。
でも、そろそろ・・・・恥ずかしさを捨て踊らないと。
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