2017/09/12

雫のダンスで審査員がペンを落とすシーンで意外性について考えてみた

アニメ「ボールルームへようこそ」10話は天平杯決勝。
多々良・真子組、賀寿・雫組はいったいどんなダンスを見せてくれるのでしょうか?



って、そろそろ最終回っぽいですね。。。



「ボールルームへようこそ」10話を見てそう思いました。

天平杯を引っ張りすぎている?ようにも感じます。

たぶん、12話の最終回?を切りのいいところで終わらせたいのでしょうね。



結局、千夏の登場はなし?で終わるのかな?



まぁ~、でも、仕方ないですね。。。





審査員が雫のダンスでペンを落とす!





審査員が雫のダンスを見てペンを落としてしまいました。

10話の注目するシーンは、きっとここだと思います。



でも、原作にこんなシーンあったかな??



と、思って原作を見てみると・・・、ありました。

確かに審査員がペンを落としています。



コマが小さすぎて気付きませんでした。。。(汗)





審査員が審査表を落とす!





審査員が物を落とすシーンで、私が印象に残っているシーンは多々良と千夏のあのシーンです。



わずか2小節、たった2小節の動きが審査員の目を引き付け魅了する・・・



この時の審査員の顔、そして千夏の驚いた表情がなんとも言えない感じで良かったんですよね~



いったい何が起こったのか?



多々良でさえ驚いていました。





この2つのシーンの違いを考えてみた





ペンを落とす、審査表を落とす、どちらのシーンもものを落としています。

それぐらいのダンスを踊ったということなのでしょう。



人を魅了するだけの素晴らしいダンスを・・・



でも、それだけではありません。

審査員が物を落としたのには、他の理由もあるはずです。



そう、意外性です。



中学生の雫が、ここまでレベルの高いのダンスを踊ったこと、これは審査員にとっての意外性です。

上手いとは知っていても、予想を超えたものを見てしまうと誰でもびっくりします。

そして、そのレベルが高ければ高いほど・・・



息が止まる、動きが止まる、言葉が出ない・・・って。。。



そして更に、ギャップの差が意外性の幅を広げます。



雫の場合は、ほとんどの人が上手いと知っています。

それに比べ多々良と千夏は無名選手。

この2人がどんなダンスを踊るのか?どれだけ上手いのか?

審査員は誰も知りません。。。



多々良と千夏の場合、個々の能力は高くても2人のダンスに一体感がありません。

審査員もこのことに何となく気付いています。



こんな2人が、もし、人を魅了するダンスを踊ったら?



たった2小節でも、雫みたいに人を魅了するダンスを踊れば誰もがびっくりします。

それは、バラバラだった2人に一体感が生まれたからです。



このギャップの差が意外性の幅を広げます。





ペンと審査表の差って何?





審査員が物を落とす・・・



普通は、何を落としたのか?特に気に留めないシーンだと思います。



でも、この差って意外性の差だと私は考えます。



意外性が高いほど落とすものが大きくなるって・・・

意外性の幅が広いほど人を引き付け魅了するって・・・





残念ながら、アニメでは多々良と千夏のあのシーンが見れそうにありません。。。





いや、やっぱりあのシーンは漫画で見た方が面白そうです。



だって、一体感のあるダンスを動き(アニメ)で表現するが難しそうだから・・・



このシーンを今のアニメ風に作ると・・・微妙です。。。

意外性の差が・・・、意外性の幅の差がきっと私には伝わりません。。。





うぅ~ん・・・、やっぱり漫画の方がいいですね。





4巻と8巻を読み比べてそう感じました。



ボールルームへようこそ 4巻

ボールルームへようこそ 8巻




ちなみに4巻がペンを落とすシーンで8巻が審査表を落とすシーンです。







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